盗聴発見・盗撮発見と国家資格の電気工事士

国家資格の電気工事士とは資格種類が1種・2種とわかれており、それぞれの種類によって工事のできる設備・範囲などに違いがあります。当探偵社の電気工事士とは、一般用電気工作物（住宅や小規模店舗・会社・工場）などの設備を触れる2種の工事士を指しています。

電気工事士の資格1種2種共にどちらの資格を持っていても一般電気工作物（住宅や小規模店舗・会社・工場）を触ることに問題はありません。
このどちらかの資格を所有していなければ一般電気工作物といわれる住宅などの電気設備は触れないのです。
すなわち、盗聴器や盗撮器が住宅内の電気設備内（家屋内のコンセント設備・インターフォン・天井照明プラグ内など）に設置されていた場合、盗聴発見調査や盗撮発見調査を行う探偵でも前述の資格所有者でなければ触ることが違法となるため撤去できないのです。

当然、盗聴発見調査や盗撮発見調査を依頼して盗聴器や盗撮器の場所を特定出来ても、資格所有探偵でなければ撤去できないため、外部の工事会社へ委託して撤去する以外には方法はありません。

電気工事士資格のない探偵に盗聴器や盗撮器の発見調査を依頼し、外部の工事会社へ撤去依頼することになれば更に余計な費用が掛かるでしょう。

探偵へご相談の際、各探偵社・興信所のホームページなどで撤去が可能かどうかや電気工事士でもある探偵が対応できるのか確認いたしましょう。
盗聴器や盗撮器を発見した場合、盗聴器・盗撮器の取り外し撤去もします、と表示されていても電気工事士の資格所有探偵が対応できるとなっていなければ、外部工事会社への委託となり、別途費用が掛かる可能性があり得ます。